たかが招き猫、されど招き猫

最近、色々なところで「招き猫のお店ですね」と言われることがある(笑)
もちろん招き猫も販売しておりますが基本的には九谷焼全般を取り扱っていますので正確には「九谷焼屋さんですね」と言ってもらいたいところであるが間違いなく招き猫の販売数はネットショップの中でも多い方だと思います。そんな弊社の主力作品である招き猫もオープン当初より販売していたわけではなく、本当のところを言えば食器中心にご紹介するセレクトショップ的なイメージで展開していくのが10数年前のショップコンセプトでした。

ネットショップ、オープンから4年経ったくらいの頃でしょうか。

お薦めする食器が順調に販売数を伸ばしていく中で九谷焼業界の方々と話す機会があり、その中で招き猫等の縁起物をはじめとするいわゆる「置物」専門の窯元さんから「置物、ネットでなんとかなりませんか?」とご相談を受けたのが始めて九谷焼の置物に関心を持ったきっかけでした。正直、それまで置物に関心の無かった私達にとって、どうすれば九谷焼の置物(縁起物)が多くの方々にご支持頂ける作品になるのか皆目検討もつかない状態でした。そこでまず自分で買ってみて、この置物の良さを発見してみようと購入したのが写真の小さな招き猫になります。

ちび招き猫という小さな縁起物

この鳥肌の立つようなデコラティブなデザインは好き好きが分かれるかと思いますが、私としてはデザインもさることながら、その愛くるしい表情に一目惚れ、6cm程度の招き猫なのでいつも持ち歩いては外出先で色々な方々からご感想を聞いて回ったのを覚えてます。そんな縁起物を持ち歩く中で身近で感じた「小さな幸せ」を当時メールマガジンでお客様と共有したところ、同じように「持ち歩いてみたい」とか「お守りとして側に置きたい」とのご意見を頂戴した結果、販売を開始させて頂いたという経緯でございます。

たかが招き猫、されど招き猫

一時期は異常な人気となりましてなかなかご希望される皆様のお手に渡らないこともあり「たかが招き猫なのに」とお叱りを受けることもありました。そうなんですよね「たかが招き猫」なのに5,000円以上するし、なかなか生産も追いつかない代物ではあります。けれども伝統的な技法を継承し丁寧に製作している現場を知るかぎり、価格に関しても生産数に関しても恥じるべきところはないと自負しております。少なくとも、全国、全世界で九谷焼の招き猫ちゃんを可愛がって頂いている皆様がいらっしゃるかぎり「たかが招き猫ではありますが、されど招き猫なんです」

九谷焼専門店 和座本舗
http://www.wazahonpo.jp/